おとなこども寺子屋tochioto

古民家を活用した教育事業・交流イベント開催、そして野草茶製造・販売と多方面に事業展開している野村ひと美さんにお話を聞いてきました。

——起業してから数カ月経ちますが、その後いかがですか?
当初、古民家は塾でスタートしましたが、ニーズを踏まえて今は交流拠点の運営がメインになっています。結果的に商売のすそ野が広がりました。
——お金のやりくりはどうですか?
今のところ、資金的には大丈夫です。起業支援センターさんのアドバイスのもと、現実的な事業計画書を作成したことで、安心して事業を進める事が出来ました。
——どんな販売促進をしていますか?
野草茶に関しては、特に営業活動はしていません。来ゴン的にはお客様の紹介や口コミを広げてもらっています。他には、イベントに出展した際に直販したりしています。また、Facebookページ、SNSなども活用しています。
——今後の課題はなんですか?
野草茶の売上が販売店さんのおかげで伸びてきたのですが、製造が追いつかず人手が足りていません。また、一年のサイクルがまだ掴めておらず、売上が落ち込むであろう冬をどう乗り越えるか、考えています。
——お客様からどんな声をいただいていますか?
利用された方からは、子どもと一緒でものびのびできる。自然豊かな環境でいつもより集中して作業できるなど好評をいただいています。
——今後の展開についてお聞かせください。
今後は他こそ誰団体との連携や、民泊も含めた交流の場を育てていきたいと思っています。
——他の起業家さんへのメッセージ、起業支援センターへの一言お願いします。
日々試行錯誤している立場から思うのは、当初立てた計画にこだわりすぎないこと。刻々と変化する世の中の流れやニーズに対応しつつも、守べき軸をしっかり持って事業を行えば、より良いものへ作り替えていくことができると思います。そして事業の立ち上げ時の初心を思い出させてくれる起業支援センターの皆さんは迷ったときの心強い味方です。これからもどうぞよろしくお願い致します。

【編集後記】
築80年の古民家は夏の雰囲気とピッタリ!城フェチの高橋さんはテンション上がっていました。野村さんはとーっても可愛くて物知りな女性で、お話してて盛り上がりすぎ、かなり長居をしてしまいました。スミマセン。またお伺いします!


取 材 先:おとなこども寺子屋 tochioto
     新潟県長岡市栃堀4309-1
     TEL:0258-89-7215
取材編集:新潟県起業支援センター
     新潟県長岡市大手通2-2-6 ながおか市民センター地下1F
     TEL:0258-94-5040 担当:米山